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  • 2011.12.11 Sunday
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歌クテルwebマガジンは一周年を迎えました。

こんにちは、さねともです。

いつもご覧になってくださる皆様には、心より感謝を申し上げます。

おかげさまでこの歌クテルwebマガジンも一周年を迎えることができました。最近はちと更新が遅延しておりますが…(ごめんなさい)この更新を終了する時は必ず宣言しますので、あ、いや、そうならないようにする方が先です。まだまだ更新いたしますので、どうぞこれからもよろしくお願い申し上げます。

もともと『歌クテル』というのは手に取って読める雑誌だったのですが、本誌『歌クテル』は現在5号で休刊となっています。しかし「休刊」ですから、いつかまた6号が皆さんのお手元に届く可能性がないわけではない。その日まで『歌クテル』を絶やさないように、このwebマガジンがあります。

私が管理人を引き受けたのはそのためです。初心に返って更新を続けてゆきたいと思っています。毎週日曜日のアクセス数の多いことが、とても励みになっていますよ。

さてさてそんなわけで、今回は一周年特別企画をお届けします。

何をするかといえば、笹井宏之さんの歌について書こうと思っています。

さきにこのwebマガジンでA.Iさんが触れてくれましたが、笹井さんの歌集がここ最近、三冊刊行されました。特にオンデマンド出版だった第一歌集『ひとさらい』が書店に平積みになっているのを見た時、感激してしまいましたよ。素晴らしい、光景でした。今日はそれらの中からいくつか歌を紹介したいと思います。

さてひとくちに笹井短歌について書くといっても、あの短歌史における突然変異のような作品は、どうにも書きづらいです。語れば語るほど、嘘くさくなるのが関の山。「説明は要らない! とにかく読んでください!」と言ってしまいたくなります。

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特別企画 笹井宏之さんの歌集をご紹介します





著者プロフィール

笹井宏之(ささい・ひろゆき)略歴

一九八二年八月一日、佐賀県西松浦郡有田町泉山に生まれる。
二〇〇四年、短歌を作りはじめる。
二〇〇五年十月、連作「数えてゆけば会えます」で第四回歌葉新人賞を受賞。
二〇〇七年一月、未来短歌会に入会。加藤治郎に師事。同年度、未来賞受賞。
二〇〇八年一月二十五日、第一歌集『ひとさらい』(Book Park)刊行。
二〇〇九年一月二十四日、自宅にて永眠。
二〇一一年一月二十四日、『えーえんとくちから 笹井宏之作品集』(PARCO 出版)、第一歌集『ひとさらい』、第二歌集『てんとろり』(ともに書肆侃侃房)、刊行。

ブログ【些細】 http://sasai.blog27.fc2.com/


                                    (出版社サイトより)






第25号・特別企画「笹井宏之さん誕生日」

■夜考宙ん
旅立った
笹舟の背は
触れずとも
あなたの生は
歌に紡がれ

空の果て
星を綴りて
歌う君
見上げる猫が
静かに微笑み


■野添まゆ子
同じ罪を背負って生きる百合の中 あなたはわたし わたしはあなた

「今君が見ている月を届けてよ」わたしに言える最後のわがまま


■ぽちうに
人であることを手放し君は今、とても自由な風なのでしょう

おそらくは微量、大気に含まれた君が通った胸の風穴


■想
もてあます心を母がおだやかに体に翻訳しはじめる午後

雪けぶる窓に息する軌道確保 ひととからだは天へ捨てゆく


■梳田碧
ひとづてに聞けばあんがい太陽の似合う男子であったのである

にんげんを脱ごうと思い袖口のボタンをひとつ、ふたつ、はずした


■吹雪
獅子きたる月夜に母は全力であなたを包むコットンタオル

昔 遥かなる君の 前頭前野 触れてもいいの? 触れてくれるの?


■A.I
夏の尾は地をゆったりとひいてゆく/風がうまれた朝のソレイユ

泣いたけど泣くのもなんか違う気がしたから影を追い歩き出す


■さねとも
出産を終へしライオン今しづかに我らを頭上より睥睨す

丹念に磨かれしのち原石は真実となり八月朔日



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