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  • 2011.12.11 Sunday
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短歌をはじめたころのわたしへ(9) 『短歌ヴァーサス』という雑誌のことなど

あけましておめでとうございます。

この連載は「短歌をはじめたころのわたしへ」
いまの自分「えーちゃん」と、短歌をはじめたころの自分「わたしちゃん」が、
毎月、文通をしたり電話をしたりしながら、短歌と仲良くなる情報交換をしています。

ナルシスト全開な文章ですが、「あのころ、こんなことを知りたかったな」っていうことを、思い出しながら書いています。なーんも知らなかった頃のことを振り返って、今だから書ける事ってあると思うんだ。
本年もお付き合いくださいましたら幸いです。どうぞよろしくおねがいします。



さて、
思い出話ついでに、
その「わたし」が短歌をはじめたころのお話を、少ししましょうか。


それは、2003年の春ごろのことだったと記憶しています。
ちょうど、失業中でした。
ひまでした。

以前にもどこかに書いたことがありますが、短歌をはじめたきっかけは、「懸賞雑誌」。
「テレビとか、くるまとか、どーんと当たらないかなぁ」という動機で買った雑誌に、たまたま短歌の募集が載っていて、
たまたま応募してみて、
たまたまちょっとほめられたんです。


うれしくなっちゃって。「もっと短歌を知りたい、詠みたい」って思ったんですよ。


で、そういう「初心者」の自分が、次にとる行動といえば。
まず、本屋で本をさがすじゃないですか。「短歌のコーナーあるかなぁ」って。
でも、以前の記事にも書いたことがありますが、短歌の本って、地方のチェーン書店ではろくな品揃えがなかったんですよね。
「総合誌」とよばれる専門誌、唯一文芸コーナーにおいてあった角川『短歌』は、当時のわたしには敷居がものすごく高く感じられて、手に取るには至りませんでした。



当時の自分はパソコンを持っていなかったし、
ケータイネットは黎明期。まだ「パケ死」というネットスラングがあちこちでささやかれていた頃です。今のようにパケット定額制のようなサービスがない頃でした。

ネットを繋げば情報が入ってくるのは分かっていたのですが、それも料金を気にしつつ、細々としかつながれない。
そんなころ、この雑誌に出会ったんです。




わたしはこの『短歌ヴァーサス』という雑誌を、「伝説の雑誌だ!!」と思っています。

なによりも、

この雑誌、amazonで買えるんですよ!すごくないですか!?


このような雑誌が書店で買える、アマゾンでも取り扱ってる、ということが、どんなに素晴らしいことか。
地方でほそぼそと歌を詠んでいた自分にとっては、天地がひっくりかえるような革命でした。




目次など、詳しい抄録は、出版社のホームページからも見ることができます。

当時は、「現代に若い人で、短歌を作っている人が(ネットみたいな仮想空間?みたいなところ以外で)実在する」という現実すら、よくわかっていなかったんです。
短歌なんて、学校で習ったいくつかや、俵万智さんの『サラダ記念日』以外は、じいちゃんばあちゃんの趣味の世界なのかな、という認識でした。


それが、第一号の特集が「枡野浩一さん」という、この雑誌。
マスノさんは当時、ケータイ短歌のラジオにでてらっしゃったので、お名前は知っていたの。「ラジオのひとだ!」とすごくびっくりしたのを覚えています。
誌面もスタイリッシュで、特集も斬新で、書き手の方も若いかたばかりで、
とにかく衝撃を受けたのを覚えています。


『短歌ヴァーサス』は残念なことに、2007年の11号をもって終刊となっていますが、
既刊はまだ絶版ではないらしく、まだネット書店でも買えるようです。
今読み直しても、これに類する雑誌は他に見たことがありません。
最近、短歌をはじめたかたにも、参考になることがあるかも。ぜひ読んでみてくださいね!


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  • 2011.12.11 Sunday
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コメント
『短歌ヴァーサス』。
私が笹井宏之さんに出会ってすぐのころ、何か短歌の雑誌は読んでるの? と訊いたとき、彼が答えたのがこれでした。

思えば歌葉新人賞受賞も、この偉大な雑誌が契機となっていたのでしょう。

笹井さんを動かした雑誌。
私もおすすめします。
  • さねとも
  • 2011/01/30 10:02 PM
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