スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2011.12.11 Sunday
- -
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
「俺にはさ、ハンデがあるよ?」バツ1で、子供が居るってことですか?ねえ。
そんな事気にすんなって あなただけ好きじゃダメなの分かってたもの
半分はあなたの遺伝子受け継いだ子供だったら良いでしょう、うん。
娘にさ、嫌われたならあなたをね、諦めようって思っていたよ。
きっともうご飯も食べられないぐらい 落ち込む自分も分かっているし
「結局は血の繋がりだ」そんなことないと証明してみせようよ
左手と 右手を繋ぐ 体温と 同じ温度の愛は確かに
入りかはり立ちかはりつつ諸人は誇大妄想をなぐさみにけり
リユクルゴスの回帰讃ふるこころにもなり得ず吾は子にむかひ居り
(斉藤茂吉『寒雲』より)
けふ来ずはあすは雪とぞふりなまし消えずはありとも花と見ましや
起きもせず寝もせで夜をあかしては春のものとてながめくらしつ
(『古今和歌集』在原業平)
線路跡の自転車道を轟々と春の嵐が吹きぬけていく
20年動かずに在る1両の汽車はたんなる記念碑じゃない
「空気とか年齢とかを言い訳にするな お前はここで熱持て」
「バッシングなどぶち破れ しっかりとお前は職場と街でたたかえ」
「魂をカネで売れるか! 欲しいのは同情じゃない! ふざけんじゃねぇ!」
悔しさと確かな熱がここにあるかぎり終わらぬ23年
ヒトゴトの現在なんか生きてないお仕着せだけの未来はいらない
轟々と春の嵐が吹きぬける吹かせているのは友のその声
春の街春の列車を止められる あなたのその手とわたしのこの手
君の手が確かに世界を動かしていると感じる朝刊の音
うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい