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  • 2011.12.11 Sunday
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power of kotonoha

太陽にも月にも地球にもなって歩きつづけて お元気ですか


東日本大震災から、ちょうど1ヶ月になります。
ぼちぼち1ヶ月というところで、7日に大きな余震もありました。
東北をはじめ、被災地にいらっしゃる方には、もう、なんて声をかけたらいいのかわかりません。

前回のkotonoha-mixが中途半端に終わってしまっていたのですが、続きをまとめることができませんでした。
楽しみにしてくださっていた皆さま、協力してくださったA.Iちゃんと里見さん、申し訳ありません。
また、なんらかの形で記事にできればと思っています。


震災のあったとき、都内の駅ナカのカフェで仕事をしていました。
震度は5弱だったのかな、でもこんな揺れは30年以上生きててはじめてでした。しばらくすると電車が止まって、店は閉めることになったのに帰ることができなくなって、結局、割れたグラスや落ちそうなボトルの類を片づけて、その日は同僚4人と店に泊まって、翌日、家に帰りました。
自宅で震災当日止まっていた電気もガスも、帰る頃には復旧していました。
わたしの被害はそんな小さなものでした。


そんな小さな被害だったのに、それからたまたま休みが続いて、テレビを見続けて暮らしていたら、被災地の方にたいへん申し訳ないのですが、気分がふさぎがちになって、創作はおろか、なにもできなくなってしまいました。
被災地で不便な思いをしている身近なひとや、こんなときにも気丈に前を向いているひとに、本当に申し訳なくて、情けないと思った。
わたしがふさぎこんでも、なんのたしにもならないのに。

でも、そういう人も結構いて、それも被災の一種らしい。
専門家の方からそう聞いて、やっと、ハードルを下げて日々をこなすことができはじめました。
それで、もしもわたしみたいに思っている人がいたら、と思って書いています。
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【文語短歌】自由自在・その10【古典和歌】

どうもこんにちは、さねともです。

前回の連載からかなり時間が経ってしまいましたが…今回は予告通り文語短歌の実作篇を。

といってもですね、最初におことわりしておきますが、これを読めばただちに文語短歌が作れるという代物ではありません。これは私の持論なのですが

かんたん文語はこの世に存在しない

です。

簡単に文語短歌が作れるなら、わざわざ口語短歌を詠む必要はありますまい。どっちかというと私が書こうとしているのは文語の面倒くささであります。

まず、文語短歌を詠むにあたって用意していただきたいものがあります。それは、古語辞典。

高校時代に古文の授業で使ってた古びたようなやつで構わないですが、なるべく高いものを用意してください。というのは高い方が例文が充実していたり、特に和歌の用例が豊富だったりします。さらに巻末に古典の資料が詳細に紹介されているようなやつだと言うことなし。私はコレをオススメしておきます。大学受験用としては定番の辞典でして、読み物としても充実しています。電子辞書もいいとは思うのですけれど、辞書は調べるだけじゃなくて出来ればぱっと開いたページを読むくらいの姿勢で臨んでほしいです。とにかく「辞書は読み物」がキーワード。

ここであれ? と思った方!

はっきり書いちゃいますが、短歌やるにはお金がかかります。短歌を長く続けると、本当にいくらかかるんだっていうくらいかかります。辞書や有名歌人の歌集にお金かけてるうちはまだいいのですが、いざ自分の歌集を出版する段になると目玉が飛び出るくらいのお金が必要になります。辞書を買った時点で、その第一歩を踏み出したと意識してほしいところ。

さてさて、辞書。

最初のうちは知らない言葉や分らない言葉をビシバシ調べてゆくことになるわけですが、慣れてきてからも常に辞書はそばに置いてほしいです。知ってる言葉でも調べられるようになるのが理想です。

たとえばですね。


短歌日記:すきまの町



  魚焼きグリルでパンを焼きながら何かを畳む仕草をしてる



 今日は、午前中に並んで食パンを買うことができた。卵を茹でてマヨネーズと和え、サンドイッチを作ることにする。ガラガラの食料庫を眺め、添えるおかずになるものはないかと考える。なんもないな〜。何もないというのは、無か。いや、考えろ。 まだなにもなくはない。すきまとは、有と有の間。
 じゃがいもをひとつ手に取り(すきまを少し広げて)食料庫を閉じる。電子レンジもトースターも壊れてしまったけれど、日常は淡々と動いていく。魚焼きグリルでパンをやくと、生臭さが感じられる気がする。それもすぐに慣れた。


  春霜が土をくづしてゆくらしくやはらかきなか芽吹くものたち


 今朝も寒かった。東北の春はまだ綻んでいない。びっしりと這う霜が世界を輝かせる。皮肉なくらいに。
 「凍ってかちかちになった土を、霜がほぐしてくれるのよ」。農家の大叔母に昔、そう聞かされたことがある。霜柱を踏むとざくざくと大地が鳴く。なるほど。
 まだ白い息が長く空に軌跡を描く時間。弁当をもたせて、主人を仕事に送り出す。ランチをとる店どころか、コンビニも開いていない、すきまだらけの町。でも、
 わたしたちは、生きている。きのうの延長を。


  スーパーで食パンを買う行列に従う日々に飽きはじめてる


 隣の町は、無になった。




モテたい。【番外篇】

ちょっと今回は本筋を外れた話を。

実は、モテそうな趣味を見つけたんです。
ロードバイク。ようするにちょっと本格的な自転車です。

アウトドア。健康にいい。そして、いま流行り。
どうですか?モテそうでしょ?

きっかけは友人の紹介。
なにか直感的なものを感じて、思い切っていい奴を買いました。給料、まるまるひと月ぶん。
ペダルを踏んだ瞬間、うひい、と思いました。実際は、うっほほほと叫んでいたようです。踏めば踏むだけ力がスピードに変わり、スピードは問答無用 で僕を動かします。左右に体重を動かせば、車体はそれに追従し、タイヤのゴムをアスファルトに押し付けて弧を描きます。その、自転車に乗ることで起きる当 たり前の事実が、異常なまでに鮮明で、激しくて、僕は、やっとくどいた女の子のパンツに手を入れるときと同じくらい興奮していたのです。

それから、僕は毎週末を楽しみに働きました。
今週はどこに行こうか、そればかりを考えてじっと平日を過ごして、
土曜日の早朝からチェーンに油をさし、タイヤに空気を入れ、ヘルメットにサングラスで、1日100kmほどを走り続けました。
すこしタフな仕事が続いて疲れていても、かならず早起きして走っていました。まるで、恋人に会いに行くみたいに。



2011年3月13日の更新はお休みします。

いつも『歌クテルwebマガジン』をご覧くださり、ありがとうございます。

報道などで連日伝えられております通り、東北地方太平洋地震の被害は日を追うごとに甚大さを増しております。

そのことに鑑み、今週は更新をお休みさせていただきます。

被災者の方々の、一日も早い救済と復興を願っています。

読者の皆様がたにおかれましても、どうぞご自愛ください。




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